外資系の流儀 佐藤智恵著
MBA(経営学修士)取得を機に外資系企業に就職した著者が、自らの経験を基に、その実態と仕事術を説く。
外資系というと、高学歴のエリートで、高級なスーツを着て、さっそうと肩で風を切るエグゼクティブなイメージがあるが、それは幻影でしかないようだ。実態は、日本企業以上に残業があったり、絶対不可侵なヒエラルキーがあったり、社内政治が横行していたり、福利厚生がほとんどなかったりする。
本書には、そんな外資系の過酷な実態が描かれる。しかし外資系でしか味わえない醍醐味もある。自分の仕事が世界とつながっているというグローバル感と、うまくいくと成果が巨額な所得となって入ってくることなどだという。
新潮新書 756円
ブックマーク
記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
ログインはこちら
印刷ページの表示はログインが必要です。
無料会員登録はこちら
ログインはこちら
トピックボードAD
有料会員限定記事
ビジネスの人気記事