ヨネックスOPは中国ドタキャンでも、五輪銀“フジカキ”効果でバドミントン裾野拡大に期待

ヨネックスが国際オープン大会にここまで力を入れる理由は、バドミントンの普及と振興を図るため。1957年にバドミントンラケットの製造を開始したヨネックスは、バドミントンの用品メーカーとしては国内では文句なく圧倒的な首位。海外でもトップクラスのシェアを誇ると見られる。

日本では中学や高校の部活動などを除けば、社会人まで含めたバドミントン人口は他の種目に比べてそれほど多いとは言えない状況にあったが、1992年のバルセロナ五輪で正式種目に採用されたことにより注目度が上昇。2000年代に入ってからは女子ダブルスの“オグシオ”(潮田選手&小椋久美子〈10年に現役引退〉)人気が沸騰した。今回、ロンドン五輪でバドミントンとして日本初のメダルを獲得したことは、競技人口の一段の拡大に寄与するものと見られる。

ヨネックスは、今回開幕したヨネックスオープンの会場内で21~23日の3日間、「ニューモデル発表会」を企画。上級者向けのラケット新製品「ナノレイ800」などの発表も行われる予定だ。五輪での銀メダル獲得という大きな追い風が吹く中で、日本のバドミントン人口をどれだけ増やすことができるのか。用品最大手であるヨネックスの取り組みが注目される。

(大滝 俊一 =東洋経済オンライン)

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