音声認識で脚光のアドバンスト・メディア

鈴木清幸社長に聞く

その結果、上場間もない2006年に143万円を付けた株価も低迷を続け今年6月には2万0010円まで下落していた。その株価が、9月の上方修正発表、そして10月15日のKDDI向けサービス提供の発表で6万円を突破するまで急騰している。

 「使用料を集めるだとか、お客様の製品の中で動くエンジンのランタイム・ライセンス・フィーを徴収する。開発ツールを買っていただき、そのサービスフィーの一部をいただくことというように、ストック型のビジネスを植え付けてきた。これが掛け算になって増えてくる」 

2月に行ったこの構造改革が成果を上げつつあるようだ。

今回、自前でKDDI研究所を持つため、ハードルが高かったKDDIに食い込めたことも大きい。1日にサービスが始まったKDDIの「おはなしアシスタント」は、電話発信やメール作成、天気予報などをユーザーが話しかけるだけで操作できる機能。アンドロイドのスマートフォンに装備され、月額105円の有料コースも用意された。

「うちの技術が評価してもらえた。採用していただいて、いよいよアドバンスト・メディア本来のビジネスがスタートできた」  

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