新版 民主党の研究 塩田潮著
13年前に鳩山由紀夫代表が創設した時から、民主党は非永田町的、非自民党的な政治風土と政党文化の醸成・定着を目指してきた。その強みと弱みが同居している。「開かれた党」という強みを生かして議席を伸ばしてきた反面、虚弱体質と幼児性という弱みが原因で何度もつまずく。
政権交代が実現した時、ここまでの政権と与党の所業、政治と行政の裏側に隠された事実を洗いざらい公開する方針を明確に打ち出すことだ。すべて明るみに出すという姿勢こそ、国民が望む政権交代の意義であり、効用である。
ノンフィクション作家であり、政界ウォッチャーでもある著者が、党のリーダーたちの「人物研究」という角度から民主党の実像に迫る。
平凡社新書 819円
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