40代が熱くなる「大映ドラマカラオケ」の磁力 ドラマの名シーンを味わう絶妙な仕掛け
昨年6月に第一弾として配信された「スクール☆ウォーズ」の主題歌「ヒーロー(Holding Out For a Hero)」も、リリースと同時に人気のタイトルになっているという。昨年行われたラグビーワールドカップにおける日本代表の活躍によって、五郎丸歩選手がクローズアップされたが、そのニュース映像のBGMには必ずといっていいほど、この「ヒーロー」が流されていたことをご記憶の方も多いだろう。テレビ局の制作サイドの人間にとっても、その記憶が刷り込まれているのではないかと思ってしまうほどだ。
懐かしいナレーションも再現
このスペシャルカラオケが泣かせるところは、故人となった名ナレーター芥川隆行氏の「この物語はある学園の荒廃に戦いを挑んだひとりの教師の記録である……」というドラマと同じイントロのからのナレーションで始まるところ。その後も、山下真司演じる熱血教師、滝沢賢治の号泣シーンなど、ドラマの名場面を追体験しながら感情移入できる、熱いカラオケだ。
「スクール☆ウォーズ」はリクエストランキングも上昇し、SNSでも反響があったなか、「こんなドラマもみたい」という意見を元にして、1月24日には新たに7タイトルの配信を始めた。
堀ちえみ主演の「スチュワーデス物語」「スタア誕生」「花嫁衣裳は誰が着る」。伊藤麻衣子(現・いとうまい子)主演の「不良少女と呼ばれて」。伊藤かずえ主演の「ポニーテールはふり向かない」「乳姉妹」。杉浦幸主演の「ヤヌスの鏡」というラインナップだ。全作品デジタルリマスタリングされていて、鮮明な画像を楽しめる。
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