アカデミー賞俳優部門候補「白人独占」に波紋

リー監督らボイコットを表明

1月18日、今年の米アカデミー賞俳優部門に黒人がノミネートされなかったことを受け、アフリカ系米国人のスパイク・リー監督(左)と女優ジェイダ・ピンケット・スミスさん(右)が授賞式をボイコットすると表明した(2016年 ロイター)

[18日 ロイター] - 今年の米アカデミー賞の俳優部門に黒人がノミネートされなかったことを受け、アフリカ系米国人のスパイク・リー監督と女優のジェイダ・ピンケット・スミスさんが18日、来月行われる授賞式をボイコットすると表明した。

黒人が俳優部門の候補に入らなかったのは2年連続。これについて、賞を主催する米映画芸術科学アカデミー(AMPAS)会長のシェリル・ブーン・アイザックス氏は「アカデミー賞の変革はわれわれが望むような速さで進んでいない。もっとやるべきことがある」との考えを示した。

昨年11月にアカデミー名誉賞を受賞したリー監督は、キング牧師の生誕を記念する祝日に合わせてボイコットを表明。ツイッターに「#OscarsSoWhite」のハッシュタグで「俳優部門の20人全員が2年連続で白人のみということがあり得るだろうか」と投稿した。

リー監督はボイコットについて、授賞式の司会を務めるクリス・ロックさんやプロデューサーのレジナルド・ハドリンさん(ともに黒人)、AMPAS関係者を軽視するものではないとも説明した。

また、ピンケット・スミスさんもフェイスブックに投稿した動画でボイコットを表明。夫のウィル・スミス氏は今年の候補から漏れた黒人俳優の一人だった。

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