森を歩く 森林セラピーへのいざない 田中淳夫著

「森に入ると気持ちがよい」と漠然と感じた経験はないだろうか。森林は、植物が発生させる揮発性の物質フィトンチッドのリフレッシュ効果に加え、森林のもたらす視覚・聴覚・嗅覚いずれの刺激も心身のストレス解消に役立つことが知られている。すでに全国31カ所の森林セラピー基地、4カ所のセラピーロードが認定されている。
ただ、一般の人が遠隔地にある森を毎日のように歩くのは現実的ではない。自宅近くの樹林帯のある都市公園、神社仏閣の境内でもいい。なるべく定期的に静かな人気の少ない樹林帯を訪れれば、それも森林セラピーになる。
森林ジャーナリストが森林セラピー9基地のルポをまじえ、「森の癒す力」を説く。
角川SSC新書 1103円
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