読まない力 養老孟司著

読まない力 養老孟司著

情報化社会になって、現代人は言葉を信用しすぎるのではないかと著者は憂える。だから、ネット上に悪口を書かれただけで自殺したり、言葉巧みな一本の電話で振り込め詐欺の被害に遭ってしまう。

「口でいうのは、いってみればタダ、元手がいらない。元手がいらない商品なんて、さして信用が置けないでしょうが」。世間には、巧言令色な輩があふれているのだ。

「読まない力」とは逆説的な物言いで、言葉の裏にある真理を読めということである。

希代の解剖学者である著者は、現代社会の裏にどんな真理を見たのか。俎上にのぼるのは、地球温暖化、靖国参拝、日米関係、自衛隊の海外派遣、振り込め詐欺、パンデミック、少子高齢化などだ。

PHP新書 714円

Amazonで見る
楽天で見る

ライフの人気記事
トピックボードAD
関連記事
  • 看取り士という仕事
  • 仲人はミタ-婚活現場からのリアルボイス-
  • ぐんぐん伸びる子は何が違うのか?
  • CSR企業総覧
トレンドライブラリーAD
  • コメント
  • facebook
0/400

コメント投稿に関する規則(ガイドライン)を遵守し、内容に責任をもってご投稿ください。

アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • シェア
トレンドウォッチAD
企業の成長に最も大切なものは<br>新浪剛史氏インタビュー

社員を追い詰めながら業績をひねり出すのではなく、「まずは理念の共有」が新浪流。ローソンから移って5年目、サントリーホールディングスの舵を取る辣腕経営者が、米ビーム社統合でも貫かれた「社員を大事にする経営」の神髄を語る。