日本に自衛隊が必要な理由 北澤俊美著
著者は、民主党政権初の防衛相に就任。菅内閣の総辞職によって職を解かれた。その間における最も大きな出来事だった東日本大震災では、自衛隊史上最大となる10万人動員を指示している。3・11当日、そしてその後、内閣は何に対応し、自衛隊はどう動いたのかを振り返る。
今回の震災で自衛隊は、国防だけでなく災害援助にも高い能力があることを証明した。また、「専守防衛」でありながらも、彼らが高い能力を示すことで、周辺国から侮りを受けないとして、結果的に国家が戦争に巻き込まれない状況を作っているとも説き、その必要性を訴える。
現場を経験した元防衛相が、日本の国防と自衛隊のあり方について提言する。
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