「ボーナスが消えてなくなる人」の残念な習慣

計画的に使わなければ、残るものも残らない

大きな買い物をしなくても、特別な出費は毎月あるのです。ですから「今月はたまたまだから」と思っていると、いつまでたってもお金が貯まる「普通の月」はやってきません。

まずは、毎月「特別な出費」があるのは当たり前として、前もってわかっているイベント事や車検などの定期的な出費を書き出し、予算を決めておきましょう。次に、家電の買い替えなど、予期せぬ特別出費に備えるお金をあらかじめ用意しておくのです。特別費を捻出するために、住宅ローンや生命保険、スマホの料金などの固定費の見直しや、日頃の小遣い、レジャー費などの見直しをお忘れなく。

「繰り上げ返済」しすぎる

ボーナスの使いみちの優先順位として、借金の返済は間違いなく上位に来ます。借金の返済は、ノーリスク・ハイリターンですが、「借金は悪!」とばかりに、住宅ローンの繰り上げ返済をしすぎて貯金があまりない人をよくお見受けします。熱心に繰り上げ返済をしすぎるあまり、突発的な出費に備えられず結局新たな借金をしてしまったり、必要な物が買えなかったりしては本末転倒です。

歴史的な低金利の今は、住宅ローン減税がある期間はそれほど熱心に繰り上げ返済をしないほうがいいケースもあります。たとえば、3000万円を35年の変動金利0.77%で借りている場合。金利が変わらないなら1年後に100万円繰り上げした場合と、10年後に100万円繰り上げ返済した場合を比べてみると、住宅ローン減税がある分10年後に繰り上げ返済をしたほうがわずか7000円ほどですが実はお得になるぐらいなのです。

一度返済したおカネを、金融機関は返してくれません。住宅ローン減税があるうちは、金利を見ながら、不足の事態に備えて手元にボーナスを残しておくのもいいでしょう。その際は、残したおカネを使ってしまわないように、生活費の口座とは別の口座に入れておくといいでしょう。

つい気が大きくなる

普段それほどムダ遣いはしないのに、ボーナスが入るといつもなら買わない物を買ってしまったり、迷った時に高いほうを選んだり、知らず知らずのうちに必要以上にお金を使いすぎてしまう人は要注意です。気が大きくなっている時の、上乗せ出費がいくつか重なると、あっという間にボーナスは消えてなくなります。

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