アウンサンスーチー 変化するビルマの現状と課題 根本敬、田辺寿夫著
先日、21年の時を経て、ノーベル賞受賞演説を行ったアウンサンスーチー。軍事政権によって15年以上の自宅軟禁を強いられたにもかかわらず、民主化の指導者としてビルマ(ミャンマー)で絶大な支持を得ている。
なぜ、彼女はビルマの英雄たりえたのか。第1部では、彼女の半生と行動、政治的基盤となる思想を探求することでその理由に迫る。また、現時点でのビルマが抱える問題点をこの国の政治や歴史を踏まえながら解説している。
第2部では、ビルマと日本の関係にスポットライトを当てる。ビルマの独立は、彼女の父である独立運動指導者アウンサンの、太平洋戦争時における占領日本軍との闘争が原点にあることも語られる。
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