イスラエルとは何か ヤコヴ・M・ラブキン著、菅野賢治訳

イスラエルとは何か ヤコヴ・M・ラブキン著、菅野賢治訳

日本との国交樹立60周年を迎えるイスラエル。ナチスの大虐殺の犠牲になったユダヤ人が、その引き換えに国土を与えられた新興国、あるいは旧約聖書の時代に民族の土地だった地域に「ディアスポラ」(民族離散)の終結後帰ってきてできた国というイメージがある。ところが歴史学者の著者は明快にその認識を覆す。

イスラエルの国家原理である「シオニズム」をさまざまな角度から批判し、現代のイスラエルは反ユダヤ教的な国家であること、パレスチナ人の土地を奪い続ける植民国家であり、それによって欧米のアラブ世界に対する最前線でもある、とさえ言い切る。

ユダヤ系カナダ人の学者が歴史的かつ宗教学的な観点から、問題点を衝く。

平凡社新書 924円

  

ライフの人気記事
トピックボードAD
関連記事
  • 日本野球の今そこにある危機
  • 非学歴エリートの熱血キャリア相談
  • 新型コロナ、長期戦の混沌
  • 自衛隊員も学ぶ!メンタルチューニング
トレンドライブラリーAD
人気の動画
ANAとJAL、国内線で競り合う復活レースの熾烈
ANAとJAL、国内線で競り合う復活レースの熾烈
富裕層、世代でまったく異なる「お金の使い方」
富裕層、世代でまったく異なる「お金の使い方」
サイゼリヤが「深夜営業廃止」を決断した裏側
サイゼリヤが「深夜営業廃止」を決断した裏側
JR東「ダイヤ改正&オフピーク」で狙うコロナ後
JR東「ダイヤ改正&オフピーク」で狙うコロナ後
アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • シェア
トレンドウォッチAD
メタバース革命が始まる<br>全解明 暗号資産&NFT

不正流出事件から4年。復活不可能に見えたビットコイン相場は米国主導で活況を取り戻しました。暗号資産を使ったNFTの購入、そしてNFT取引が広がるメタバースにもビジネスの機会が広がっています。日本は暗号資産とどう向き合うのでしょうか。

東洋経済education×ICT