イスラエルとは何か ヤコヴ・M・ラブキン著、菅野賢治訳

イスラエルとは何か ヤコヴ・M・ラブキン著、菅野賢治訳

日本との国交樹立60周年を迎えるイスラエル。ナチスの大虐殺の犠牲になったユダヤ人が、その引き換えに国土を与えられた新興国、あるいは旧約聖書の時代に民族の土地だった地域に「ディアスポラ」(民族離散)の終結後帰ってきてできた国というイメージがある。ところが歴史学者の著者は明快にその認識を覆す。

イスラエルの国家原理である「シオニズム」をさまざまな角度から批判し、現代のイスラエルは反ユダヤ教的な国家であること、パレスチナ人の土地を奪い続ける植民国家であり、それによって欧米のアラブ世界に対する最前線でもある、とさえ言い切る。

ユダヤ系カナダ人の学者が歴史的かつ宗教学的な観点から、問題点を衝く。

平凡社新書 924円

  

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