重力とは何か アインシュタインから超弦理論へ、宇宙の謎に迫る 大栗博司著
重力研究の第一人者が、相対論に始まり、重力波や話題の「暗黒物質」の正体について、あるいは相対論と量子力学を統合する「超弦理論(超ひも理論)」までを解き明かしながら、重力の不思議と最新の重力理論が描く宇宙像を提示する。
ニュートンの万有引力の法則を知らなければ、人工衛星も飛ばすことができず、アインシュタインの相対論がなければ、GPSで位置を正確に測定することもできなかったという。このように、重力の研究は、これまでにさまざまな形で人類に貢献してきたことが語られている。
また、難解な「E=mc2」を数式を使わずに説明しているところなども、素人にはわかりやすい。
幻冬舎新書 924円
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