「国際バカロレアって何?からのスタートだった」、定期テストなし・探究学習を全面導入…北海道鹿追町2つの中学校"IB認定"の裏側
「授業で教員が説明する時間は、以前と比べて約7割減少しています。50分の授業時間で、多くても15分です。残りの時間は、生徒が主体的に活動に取り組み、考え、調べ、話し合い、表現しています」
こう話すのは、北海道・鹿追町の教育委員会学校教育課で国際バカロレアコーディネーターを務めているシンボ・グレン氏だ。国際バカロレア(以下、IB)に基づく授業を導入する前と後の変化についての質問に対する答えだった。
鹿追中学校と瓜幕中学校がMYP認定
鹿追町教育委員会は2026年1月13日、町立の鹿追中学校(生徒数114人)と瓜幕中学校(同45人)の全2校がIBの中等教育プログラム(Middle Years Programme=MYP)の認定校となったと発表した。
1つの自治体が設置するすべての公立中学校がMYP認定校となるのは、全国でも初めてのことである。
教員の説明時間の大幅減少を実現できるのは、生徒が考え、調べ、話し合い、表現する「探究学習」を全面的に導入したからだ。従来の授業での主役は教員だったが、ここでは生徒が主役になっている。


















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