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ニセ社長詐欺に応戦!スマホ2台とAIを駆使し、「1億円を振り込んだ」フリしたら…犯人の手口と"すぐできる対策"《小規模の会社が危ない?》

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  • 石川 温 スマホジャーナリスト
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その後、いつまで経っても1億円が振り込まれてこない事に不安になったのか「振込完了までいつまでかかるのか」「1億円を2回に分けたら着金までの時間は短縮されるのか」とちょくちょくメッセージを送ってくるようになった。

小規模の会社が狙われている?

そこで「高額の振り込みであるため、銀行から、振込先の住所、代表者の名前がわかれば、すぐに送金が完了する」と伝えてみた。

すると律儀に会社の住所と代表者名が書かれたスクリーンショットを送ってきてくれた。詐欺師は意外と真面目なのかもしれない。

さらに「銀行に確認したところ、詐欺グループが使っている銀行口座なので振り込みができないと断られた。これって詐欺なのですか」と送ったところ「相手先に確認を行い、問題ないと確認しております」と返事してきた。

こちらもひるむわけにはいかないので「銀行がそちらの口座を凍結するとのことでした。大丈夫ですか」と送ってみたら、今度は別のネット銀行の口座を提示してきたのだった。

ただ、口座名義が先ほどとはまったく違ったものになっており、怪しさがさらに増した。また、1億円だと送金が遅れると思っているようで、「まずは4980万円を送金して」という。

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【送金と連絡ツールに関するルールを明確に】

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