ニセ社長詐欺に応戦!スマホ2台とAIを駆使し、「1億円を振り込んだ」フリしたら…犯人の手口と"すぐできる対策"《小規模の会社が危ない?》

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そしてすぐにメールで「LINEグループを作ったから参加してくれ」とリンクを添付して返信したのだった。

「本日入金予定あり」緊急性を装う手口

すぐに反応があって、彼はLINEグループに参加してきた。まず彼は「いま、オフィスにいますか」と聞いてきた。

実際に大阪出張中だったので「いま出張中です」と返事した。すると「本日入金予定があるから、今すぐ経理をこのグループに参加させてほしい」という依頼が来た。緊急性を感じさせて、考える時間を与えないという詐欺師の常套手段だ。

そこで相手をだますために、別のスマホでLINEのカウントを作成。名前を「経理部アカウント」にしてグループに参加。これで自分と詐欺師、自分が作った経理部アカウントという3人が参加するグループができあがった。

犯人との実際のやり取り。入金予定があり、経理を招待するように指示された
詐欺師との実際のやり取り(画像:筆者提供)

まず詐欺師は「本日、会社宛に入金があるので法人の口座情報を教えてほしい」と伝えてきた。そこで、架空の口座番号を教えてみることにした。

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