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東証改革が追い風、建物を持たず底地ビジネスで稼ぐ異色の不動産企業。「地主」の西羅曜旦社長に聞く
――こうしたビジネスを始めたきっかけは。
不動産ビジネスの常識は今も、土地と建物をセットで貸すというものだ。私が商社の兼松の不動産部門で働いていたとき、小売業向けに建物を建てて貸すビジネスを展開していた。小売りごとの1社専用建物で汎用性はなかったが、当時は汎用性がないとは知らなかったし、潰れることはないだろうと考えていた。
ただ、2001年に小売りのマイカルが経営破綻した際、後処理で相当苦労した。まさに建物を持つリスクや手間に直面した格好だ。土地だけ貸していたらこんなに大変じゃなかったし、人に迷惑をかけなかった。そうした思いが、今のビジネスの起点になっている。当時、専業では誰も底地に目をつけた事業をやっていなかったし、市場もなかった。
業界の常識を覆すことに挑戦
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