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脱炭素化推進のカギとなる「LCA」「CI」が持つ重要性。世界的権威シュテフェン・ミューラー博士が日本に訴えるエコシステム構築のススメ

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燃料の生産経路に沿ったCO2排出量は、このGREETモデルをつかって次のように合計している。それは製品がつくられるまでの過程での段階ごとの排出量で、そこからつくられる連産品も含む。そして直接・間接的な影響による排出。日本がガソリンに混合しているETBEへのエタノールの製造による排出量と、エタノールからETBEに変換する際の排出量、航空機用SAFを製造するために、エタノール原料をジェット燃料に変換する際の排出量にも適用できる。

また、エタノールの原料となるトウモロコシなどの栽培においてその土地利用がどのように変化し、その排出量がどれだけあったかも計算している。土地利用の変化については「iLUC」(アイラック)と呼んでいる。

GREETモデルはアメリカ農務省や環境保護庁などの官公庁やカナダ政府をはじめ世界で広く利用されており、また日本のバイオ燃料政策のライフサイクルモデルの取り組みにも活用されるようになった。

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