波紋を呼ぶ「探究学習の《大学教員に協力依頼》」、「学習指導要領・解説」に記載の"外部との連携"は必要か?博士号を持つ高校教員が今思うこと

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高校生が図書館で調べもの
探究学習の指導を長年担当してきた博士号教員が考える、「外部との連携」のあり方と指導とは?(写真:jessie/PIXTA)

現在、全国の高等学校で必修科目として開講されている「総合的な探究の時間」。先行実施が始まったのは2019年度のことで、早い学校ではすでに6年以上にわたり探究学習が行われています。

高校生は個人やグループで探究活動を行っており、その過程で大学の教員や研究者に支援依頼をするケースもあります。しかし今、SNSではそうした行為が外部の専門家の負担になっているとの声が上がっています。

高校としては、外部人材への協力依頼をどう捉え、生徒たちにどのような探究指導を行えばよいのでしょうか。

「外部との連携」、実は「学習指導要領」に記載

実は、文部科学省が発行している「平成30年告示 学習指導要領・解説 総合的な探究の時間編」では、「外部との連携の必要性」という項目が設けられています。

そこには、「地域にある大学等の高等教育機関,各種研究機関や団体,市町村の役場や教育委員会,商工会議所や商工会,非営利団体等との連携が期待されている。それは,総合的な探究の時間では,実社会や実生活の事象や現代社会の課題を取り上げるからである」と記載されており、具体的に協力が考えられる対象としては、以下のような外部人材が挙げられています。

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