日本が「失われた30年」突入前に稼いでいた企業トップ100…四季報記事で読み解くバブル崩壊前後の日本企業

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停滞前の日本企業を振り返る(写真:編集部)

バブル崩壊後の長きにわたる停滞、いわゆる「失われた30年」に突入する以前、日本企業はどのように利益をあげていたのか。そして停滞が定着していく初期はどのような状況だったのか。

これまでテキストデータとしての入手が困難であった、戦前期から戦後、高度経済成長期、バブル期にかけての『会社四季報』記事がテキストデータとして利用可能に。本記事に関連したさらに詳しいデータのほか『会社四季報』、企業、役員、大株主、地域、大学、小売店などの各種データを販売する「東洋経済データベースサービス」はこちら 。各種データのカスタマイズにも対応します

1980年、1985年、1990年、1995年の5年ごとに金融を除いた一般企業を対象にした純利益ランキングと、同時代の『会社四季報』記事をもとに、各年での利益の高かった会社とその稼ぎ方を振り返ってみたい。

純利益ランキングは有価証券報告書をベースに変則決算を除いて算出した。連結決算を優先し、ランキングの社名には当時の社名を用いている。

1980年:鉄鋼業など重厚長大が強かった時代

1980年代前半は、鉄鋼業が強さを維持している時代だった。円安と安定的な国内需要で好業績を上げていた。ランキング7位の新日本製鐵の記事には鋼材内需は堅調だったことに加え「輸出価格はドルベースでも上昇、円安効果も加わる」とし、通期で過去最高レベルの業績であることが記されている。

(画像:『会社四季報』1980年新春号)

川崎製鐵(9位)や住友金属工業(11位)なども利益の上位にランクインし、日本経済を牽引していた。

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