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公明党が盛り込んだ「集団的自衛権の歯止め」は機能せず。高市「台湾有事」発言の混乱は、安保法制の欠陥に原因あり

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だが、これは安倍首相が削るよう指示した文言だった。海上交通路(シーレーン)が機雷封鎖された際にも集団的自衛権を行使したいと考えていた安倍首相にとって、制約が強すぎたのだ。

公明党の要望を受け、自民党の高村氏が安倍首相に掛け合う場面が、高村氏と国際政治学者の三浦瑠麗氏の対談本『国家の矛盾』(新潮新書)で、高村氏によって語られている。

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