ただ、このように長期金利の動向と株式市場が関係性を持つことはグローバルスタンダードである。
米国株投資では、アメリカ金利の動向は最も重要な材料の1つだ。日本では長らく金利が人為的に抑えられていたことで、株式投資のプレイヤーは円金利の水準を気にすることはなく、むしろ為替水準ばかりが関心事であったが、ようやく日本株投資も長期金利の水準を意識する時代に突入したと言える。筆者はこれを好ましいことだと受け止めている。
2026年の超長期債市場
超長期金利は日本の財政悪化懸念で上昇している側面は多少あるものの、主要因ではないうえ、すでにそうした影響は価格に反映されたと考える。
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