暖房費ゼロ円!「電気を使わないのにあったかすぎ」「災害時も安心」と話題に…《着る暖房・モモンガ》の"底知れぬ実力"を体感してみた
本格的な冬が到来し、電気を一切使わない“究極のエコ暖房”が話題だ。「着る暖房」とも評される、その名も「モモンガ」。これまでに5シーズン販売し、販売総額は1億円を突破したという。
部屋の暖房をつけるのではなく、暖房を身にまとい、身体自体を暖める。目からウロコの発想。そして全身を覆う一体型のシルエットはまさに“モモンガ”のようで、思わず目を奪われる。
奇抜な外見とは裏腹に、ただの寒さ対策だけでなく、暖房費の節約や、災害時の備え、アウトドア人気などを背景に、確実なヒット商品となっている。
本商品の主戦場は、クラウドファンディングだ。発売を開始した2020年から毎年のように大きな反響を呼び、最新作となる「モモンガ5(税込2万3000円)」は、プロジェクト開始から1時間で目標金額を大きく上回った。応援購入額は最終的に2467万円に達し、達成率は8226%に届いたという。
この“着る暖房”の実力と、なぜ異端でもある防寒着の支持が広がったのかを、「モモンガ」の生みの親、株式会社ファーブルの坂井勇一郎社長に聞いた。
意外と動きやすく、抜群に暖かい
「着る暖房」とは、まさにその通りだと、実際に着用してみるとすぐに理解できる。
モモンガを着た瞬間、世界が変わったように感じた。暖かさを越えて、下手したら暑いとすら感じる。雨の降る寒空の中の取材にもかかわらず、想定外の感情に驚いた。



















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