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かくて「リフレ派」は生まれた、岩田規久男氏の挑戦と受難。流れを一気に変えたクルーグマン論文 アベノミクスの誕生②

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日銀が責任を持ってベースマネーをコントロールすべきだという岩田の主張は、そもそも恩師である小宮が70年代に発表した論文を「反転」させたものである。マネーを適切に管理すればインフレを防止できると言ったのが小宮、逆に量を増やせばデフレを防げると考えたのが岩田だった。

だが、「今思えば、あの論争は時代遅れだった」と複数の日銀OBは指摘する。

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