東大に70年ぶり誕生の新学部は"秋入学"!「二次試験は筆記無し」で"英語さえできれば富裕層に有利"は本当か?

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漫画『ドラゴン桜』
(漫画:©︎三田紀房/コルク)
「頭がいい」といわれる人の特徴になるような能力というのは、先天的に決められている部分があると考える人が多いのではないでしょうか。
その考えを否定するのが、偏差値35から東大合格を果たした西岡壱誠氏です。漫画『ドラゴン桜2』(講談社)編集担当も務めた西岡氏が、後天的に身につけられる「東大に合格できるくらい頭をよくするテクニック」を伝授するこの連載。
連載を再構成し、加筆修正を加えた『なぜか結果を出す人が勉強以前にやっていること』は、3万部超のベストセラーとなっています。連載第213回は、東大に新設される新学部の全容について、総合型選抜入試や海外大学進学に詳しい推薦入試専門家の孫辰洋さんにお話を伺います。
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2027年にできる東大の新学部

なぜか結果を出す人が勉強以前にやっていること
『なぜか結果を出す人が勉強以前にやっていること』(東洋経済新報社)。書影をクリックするとAmazonのサイトにジャンプします

みなさんは、2027年に東大に新学部ができることを知っていますか?

UTokyo College of Design(CoD)、カレッジ・オブ・デザインといいます。実に70年ぶりと言われる新学部設立になるため、多くの人からかなり意外性を持って受け入れられています。

この新学部、面白いのが「秋」スタートだということです。日本の大学は春にスタートするのが普通ですが、海外大学だと秋学期からスタートするのが普通ですよね。つまり、海外を意識した学部なのです。入り方も、1学年100人の定員に対して、50人は共通テストを受験する日本人向けのルートと、50人はIBをはじめとする資格を使った帰国子女・外国人向けのルートの2つが用意されていて、海外大学に合格する人も想定したルートになっています。

今回はこの東大CoDについて、総合型選抜入試や海外大学進学に詳しい推薦入試専門家の孫辰洋さんに話を聞きました。

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