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架空預金事件が東西で勃発し大蔵省銀行局長が警備対象のリスト入り、「バブルの闇と腐敗」極まれり 90年代「危機の扉」④

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大阪ミナミで料亭「恵川」を営んでいた尾上縫は、バブル崩壊で資金繰りに窮し、東洋信用金庫の支店長に預金証書を偽造させ、これを担保に融資を引き出していた。証書はノンバンクだけでなく、日本興業銀行などにも渡っていた。産業金融の雄である興銀が、一個人にだまされたのである。

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