独学で東大合格!成功の近道は「100人分の合格体験記を読むこと」 不安を解消、学びを得る"5つの活用法"《受験勉強の序盤にまず読む》
塾生の前提で書かれているため、「授業で扱った教材」や「講師のアドバイス」が前提になっており、「塾外の者にとって本当に必要な情報」が削ぎ落とされているのです。
私がおすすめするのは、個人の発信や大学の学生新聞が出している体験記です。
例えば東京大学であれば、非進学校出身東大生のサークル「UTFR」が発行している合格体験記や、「東大新聞」が毎年刊行する東大受験や東大での過ごし方をテーマにした特集本は非常に質が高いと感じています。
そこには忖度のない一次情報があり、リアルな苦悩が描かれています。
受験の経験は「借りられる」
受験における不安の正体は大きく2つ。1つは「自分の立ち位置が見えないこと」。もう1つは「経験の少なさ」。
前者は過去問が教えてくれます。後者は合格体験記が埋めてくれます。浪人を何年も重ねることはなかなか現実的ではありません。ですが、100人分の体験記を読むこと、それはまるで100年分の経験を覗き見たようなものなのではないでしょうか。
受験は孤独な戦いです。机に向かうほど、不安も膨らんでいく。しかし、その不安を打ち消すのは勉強の“量”ではなく、“方向”です。
合格体験記は、他人の物語でありながら、あなた自身の未来でもあります。どんな状況からでも、どんな環境にいても、そこには必ず「共通項」がある。それを見抜く力が、学ぶ力なのです。
もし今、何をすればいいのか分からないと感じているなら──まずは、誰かの合格体験記を開いてみてください。その一冊が、あなたの進むべき道を照らしてくれるはずです。
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