「レイバン」の眼鏡世界最大手エシロールルックスオティカがニコンの筆頭株主に、外為法クリアで10%超に上昇

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(写真:ブルームバーグ)

ニコンは6日、眼鏡メーカー世界最大手のエシロールルックスオティカが筆頭株主になったと発表した。同社のニコン株持ち分は9.62%から10.75%に上昇した。

発表によると、エシロールが1日に関東財務局に提出した大量保有報告書で、筆頭株主の異動を確認した。エシロールからは、外国為替および外国貿易法(外為法)に基づき、議決権ベースで最大20%までの株式取得について関連当局の承認を得たとの連絡を受けたという。

エシロールはフランスとイタリアに拠点を置き、有名ブランド「レイバン」などを展開。アジア市場の事業拡大を中長期戦略の柱に据える。両社は2000年に設立した折半出資の合弁会社を通じて、眼鏡レンズの開発・生産・販売で連携してきた。悪化した業績の回復が急務となっているニコンにとっては、戦略的関係を強化する契機となる可能性がある。

ニコン株は6日午後の取引で一時前日比5.9%高を付け、終値は5%高の1824円だった。

著者:古川有希

ブルームバーグ
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