子どもに「ダイエットしたい」と言われたら?"痩せ志向"は男女問わず小学校低学年にも広がる 親や教員ができること、絶対してはいけないこと
もちろん、とってつけたような説明では子どもは聞いてくれません。大人が普段からそのように思っているからこそ、その思いが子どもに伝わるのです。
そして、もしどうしてもダイエットをしたいというのであれば、約束をして行うというのも1つの方法かもしれません。例えば、一食抜いたりすることはダメであるとか、ご飯の代わりにお菓子を食べるのはダメとか、健康に問題があるようなダイエットはしないよう、ご家庭で約束をするというのは大事なことでしょう。
そして同時に、大人は子どもの食事だけでなく体型の変化や体調に気を配り、なにか変だなと思ったら、改めて話をするなど、注意を向けておく必要があります。
教員は子どもの体型変化に目を配りたい
学校では、教師の役割も大きいでしょう。子どもの痩せたいという気持ちを安易に否定しないこと、そして、子どもの体型の変化に気づくことが重要といえます。急に痩せてきた場合に、話を聞いて、場合によっては専門の機関につなげるということも大事です。また、なによりも体型をからかったりしないことが必要です。
「最近太ったんじゃないか」などは禁物です。教師にとっては親しいコミュニケーションのつもりであっても、子どもはそう受け取りません。一方「ずいぶん痩せたね」というように一見褒めているようなものであっても、当人にとっては体型を意識したり、より痩せようとしたりす
ともあれ、安易に体型について話題にするのは、相手が誰であっても基本的には避けるべきことといえるでしょう。
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