"なぜ香りは心に残る?" ラグジュアリーホテルも導入する「アロマ調香デザイン®︎の力」、6500種以上の創香経験に知る心地よい香りの楽しみ方

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日本は国土の約7割が森林を占め、世界的に「森林浴の聖地」とも言われています。そんな日本の森と都市に暮らす私たちをつなぐものとして、「香り」はとても有効だと考えています。

香りは目には見えないけれど、人の心を動かし、記憶に刻まれます。
ホテルやスパでの体験から日常生活、そして「47 SCENTS OF JAPAN」のような文化的取り組みまで、香りはあらゆる場で新しい価値を生み出します。

これからの社会では、香りは単なる嗜好品ではなく、文化をつなぎ、人を元気にし、持続可能な未来を形づくるデザインとなっていくはずです。私たちはそのために、まだアロマや精油を知らない方々にこそ体感していただける場をつくり、香りの力を届けていきたいと考えています。

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齋藤 智子 アロマ調香デザイン®︎クリエイティブディレクター

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さいとうともこ / Tomoko Saito

TOMOKO SAITO AROMATIQUE STUDIO 主宰 / TS Aromatique Inc. 代表取締役 / 一般社団法人プラスアロマ協会 代表理事

京都で十代続く家に生まれ、幼少期に出会った白檀の香りに魅了されて調香の道へ。日本の木の香りを軸に、アロマ調香デザインの第一人者として国内外で活動。これまでに創作した香りは6,000種を超える。代表作「TRANSITIONS」(by Panasonic)は、ミラノサローネで60万人を魅了し、Milano Design Award Best Technology賞の受賞に寄与するとともに、自身にとって国際舞台での飛躍の大きな契機となった。ラグジュアリーホテル、企業、美術館、コスメブランドなどの香りを手掛け、空間と人の記憶を結びつける香りを創造。伝統と革新を融合させ、日本の香り文化の新たな可能性を切り拓いている。2025年には、日本各地を巡り地域資源を香りで活かす「47 SCENTS OF JAPAN」プロジェクトを始動。異業種とのコラボレーションを積極的に展開し、日本の香りを世界へと発信している。著書に『香りの作法』(翔泳社)、『アロマ調香デザインの教科書』(BAB ジャパン出版)

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