――想定を上回る数のアリーナが整備されることになった理由をどうみていますか。
社会的大義をうたってきたことだ。メジャーなスポーツでもないのに、何百億円もかかるものを作ってくれと言ったところで見向きもされない。どういうメッセージを伝えていくことが重要なのかを考えた。
地域活性化に資することがBリーグの理念で、クラブが人気になればその地域も潤う。そこに足りなかったのがアリーナだ。
バスケの試合を開催するだけでなく、コンサートやイベントを誘致することで、周辺の公共交通機関や宿泊施設、飲食店にお金が落ちる。地域の一体感の醸成、スポーツに触れる機会の創出につながり、アリーナ自体を防災拠点としても活用できる。

――アリーナの運営においては、年間30程度のBリーグの試合以外にも興行を呼び込み続ける必要があり、収益確保は簡単ではありません。Bプレミアへの参入を審査する際には、クラブが提出したアリーナ計画の持続可能性や、実際の地域活性化への寄与度合いもみているのでしょうか。
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