資金調達額が半年前よりほぼ半減
スタートアップへの投資の勢いはどうなっているのか? フォースタートアップスが運営するSTARTUP DBが7月末に発表した「【2025年上半期】国内スタートアップ投資動向レポート」から、最新の動向を見ていこう。
同リポートはSTARTUP DBが独自に資金調達やM&Aなどのイグジットの状況といったデータを集計したものだ。2万5000社の登記簿謄本やプレスリリースなどに記載されている投資や調達を集計している。
それによると2025年上半期(1~6月)の国内スタートアップの資金調達額(速報値)は、新株発行(エクイティファイナンス)と融資(デットファイナンス)や社債、補助金などを合わせ3810億円となった。2024年下半期の7136億円からほぼ半減。前年同期比(5166億円)でも1000億円以上目減りしている。今後の集計で数字が上乗せされる可能性があり、その予測値は4711億円となっている。

資金調達をしたスタートアップの数も1209社と、2024年下半期の1499社から300社近く減少している。1年前までは1600~1700社程度だったが、減少傾向だ。



















無料会員登録はこちら
ログインはこちら