これらの企業群は今では日本を代表する製造業の大企業であるが、当然のことながら大昔は設立間もない「スタートアップ」の時代があった。そうした会社のマインドを蘇らせる意味で、2010年頃から浜松市が支援し、スタートアップがいくつか生まれた。
そんな浜松のスタートアップ群の「第1世代」の1社として、J-Startup CENTRALにも選ばれた2006年創業のパイフォトニクスがある。
JR東海の東海道新幹線の浜松駅の東京行き側の駅のホームに新幹線の車両から降り立つと「スタートアップやらまいか!」というコピーの広告が目に入る。この広告を出しているのが、浜松市で光学系製品を開発・販売しているパイフォトニクスだ。
浜松ホトニクスを経て起業
創業者の池田貴裕氏は、徳島大学の大学院で光応用工学を専攻し、大学院卒業後は浜松ホトニクスに入社し、その後、浜松で起業した。
トピックボードAD
有料会員限定記事
無料会員登録はこちら
ログインはこちら