日産がタイでの生産を一時停止、ミャンマー地震で他の日系自動車メーカーへの影響は?

日産自動車は28日、ミャンマーで28日に発生した強い地震の影響でタイにある工場での生産を一時停止したことを明らかにした。
日産広報担当の永井志朗氏によると、政府当局の指示に従ったもので安全が確保されるまで生産を一時停止するとしている。建物や設備の損害については確認中で、タイ日産の全従業員の安否を確認した上で避難させていることも明らかにした。
ホンダはタイ中部のアユタヤにある工場を安全確認のために一時的に操業停止して点検を行った。稼働再開済みで生産への影響はないとしている。
スズキの広報担当者によると、タイの工場に問題はなく従業員の安否などを確認している。ミャンマーのヤンゴン工場や震源地に近いマンダレーの販売店の被害状況なども確認中という。
マグニチュード7.7の強い地震がバンコク時間の28日午後1時21分ごろに発生。近隣のタイとベトナムでも大きな揺れが感じられ、市民が屋外へと避難した。バンコクでは交通サービスや株・先物取引が停止するなどの影響が出た。
著者:堀江政嗣
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