M4搭載MacBook Airは春の新生活に最適な1台 新色スカイブルーの実機をレビュー

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FaceTimeカメラは、従来の1080p(約200万画素)から、1200万画素のセンターフレームカメラにアップグレード。このカメラは、iPhoneの超広角カメラと同等のレンズで広い範囲を捉えることが可能で、取得した画像の一部をトリミングして使うことで、まるでカメラがユーザーを追っているように見えるセンターフォーカスカメラや、デスクの上を映しているように見えるデスクビューを実現している。

デスクビュー
超広角のセンターフレームカメラを使って机の上を写すデスクビューも利用可能。会議中に机の上の書類を見せたりするのに便利。ただし、解像度はあまり高くない(写真:筆者撮影)

FaceTimeカメラの画質も良いし、位相差を利用して音の方向性を取得し、周囲の雑音を最小限に抑えつつユーザーの声をクリアに捉える3マイクアレイや、ドルビーアトモス対応のスピーカーの採用など、パンデミック以降、アップルはビデオ会議のための装備を大きくアップグレードしている。みなさんもビデオ会議の時に、「Macユーザーは顔がきれいに写っているし、声もよく聞こえる」と思ったことがあるのではないだろうか?

ビデオ性能向上で、本体を開いたまま2枚の外付けディスプレイを利用可能に

筆者は、普段、仕事場ではMacBook Proに2枚の外付けディスプレイを接続して使っているのだが、この環境がようやくMacBook Airで実現できるようになった。

MacBook Air M2までは外部接続は1枚、M3では2枚接続可能だが本体のディスプレイは閉じなければならなかった。M4のビデオ性能をもって、ようやく本体を開いたまま外部ディスプレイを2枚接続することができるようになった。

スペックシートの端に書かれるような小さな変更ではあるが、筆者のようなユーザーにとっては、「これでMacBook Airも購入の選択肢に入る!」と思えるほど大きなアップデートなのだ。

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村上 タクタ 編集者・ライター

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むらかみ たくた / Takuta Murakami

iPhone、iPadなどアップル製品を中心に扱うガジェット・テクノロジー系編集者・ライター。カリフォルニアでのWWDCやiPhone発表会には2016年頃から継参加。趣味の雑誌の編集者として、’92年から約30年で約600冊の雑誌を作ってきた。バイク雑誌『ライダースクラブ』に携わり、ラジコン飛行機雑誌『RCエアワールド』、海水魚とサンゴ飼育の雑誌『コーラルフィッシュ』、デジタルガジェットのメディア『flick!』『ThunderVolt』の編集長を務める。HHKBエバンジェリスト、ScanSnapアンバサダー。バイク、クルマ、旅、キャンプ、絵画、庭での野菜作り、日本酒、ワインと家族を愛する2児の父。娘はロンドン、息子は台湾在住。

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