ナスダック、2026年後半から24時間取引を開始へ ニューヨーク証券取引所も22時間に延長

ナスダックのビル(ニューヨークで)
【ニューヨーク=小林泰裕】米ナスダックのタル・コーエン社長は7日、運営するナスダック証券取引所で、2026年後半から株式の24時間取引を開始する方針を発表した。成長が続く米国株への世界的な関心の高まりが背景にあり、アジアなど米国との時差が大きい地域の投資家が取引しやすい環境を整える狙いがある。
米ニューヨーク中心部に位置するナスダック証券取引所は世界最大級の株式市場で、現在の通常取引時間は平日午前9時半~午後4時(米国東部時間)。午前4~9時半と午後4~8時には時間外取引を提供している。
米国では、ニューヨーク証券取引所も昨年10月、傘下の電子取引所の平日の取引時間を1日16時間から22時間に延長する方針を発表した。
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