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「確実・短納期」を極めたミスミGの"すごい現場" 取扱商品は「さもない物」でも高収益を生む秘訣
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受注数は日ごとに比べても、1カ月中に平均で±30%、最大で3倍もの幅が出る。「何が、いつ、何個」来るのかわからない状況では、常に臨機応変な立ち回りが必須。そこで駿河Sは、生産工程を自動で管理するシステムを独自に構築した。注文情報をリアルタイムで取り込み、納期や加工方法から優先順位を決める。そして設備の稼働状況を加味して適切な生産ラインを選択し、作業を割り振っている。
こうした複雑な制御が、なぜ可能なのか。答えの1つは、ミスミGが進めてきた製品の標準化にあるという。同社は1963年にベアリングや電子機器を扱う専門商社として出発。当初は細々と商売していたが、1977年に転機が訪れる。製造を協力会社へ委託し、プレス金型部品のカタログ販売を始めたのだ。
1ロットを40分で生産
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