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いすゞ「だれでもトラック」売り出したマーケター 普通免許で運転できる「エルフミオ」が人気に

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いすゞ自動車が昨年7月に発売した「エルフミオ」が販売好調だ。国内唯一の普通自動車免許で運転ができる小型ディーゼルトラックで、ドライバー不足の業界などから引き合いが強い。

いすゞ自動車が昨年発売した小型トラック「エルフミオ」で、商品マーケティングに携わった野原陽二さん(記者撮影)
会社を動かすのは現場のビジネスパーソンだ。人気商品やサービスが生まれた背景、新たな挑戦の狙いとは。本連載では、その仕掛け人を直撃する。

「だれでも乗れるよ。免許があれば」「普通免許で乗れる、だれでもトラック。エルフミオ」――。爽やかな音楽が流れる中、人気俳優の本田翼さんが軽やかにセリフを口にする。そんなテレビCMを視聴した人も多いだろう。

いすゞ自動車が昨年7月に発売した「エルフミオ」(最大積載量1.35トン、価格365万5000円から)が好調だ。国内唯一の普通自動車免許で運転ができる小型ディーゼルトラックだ。昨年11月末までの約4カ月の累計受注台数は1500台を超え、すでに同クラスの「エルフ」の年間平均販売台数である約1700台に迫っている。

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