日本初上陸、ドイツ製キャンピングカー注目の訳 日本でも扱いやすいサイズが魅力「T5900FB」
T5900FBの価格(税込み)は、リチウムイオンバッテリーなどのオプションを備えない基本的装備の場合で1890万円。国産キャブコンの場合、1000万円前後のモデルもあるため、価格的にT5900FBはやや高いほうだ。
だが、輸入を手がけるトイファクトリーによれば、今回の展示車は、日本に入ってきたばかりだが、すでに売約済み。しかも、オーダーは入庫前に受けたという。実車を見ずに2000万円近いモデルを購入するとは豪気な購入者だが、逆にいえば、日本初上陸のブランドであることなどが、レアで特別なイメージもあったのだろう。しかも、日本の道路でも乗りやすいサイズ感といった実用性の高さも、注文への後押しになったようだ。
さらに大型のモデルも日本導入予定
ちなみに、エトルスコの他モデルには、やはりデュカトをベースとするキャブコンで、全長7m級のボディを持つ「T6900SB」といった大型モデルもある(正確な全長は6950mm)。こちらは、より車体が大きいことで、就寝人数はT5900FBの2名+1名よりも多い4名+1名を確保する。
また、ダイネットなどにもより余裕があるラグジュアリーモデルで、価格(税込み)は1980万円だ。このモデルも今後国内へ投入予定だというが、さて、新進気鋭の海外ブランドであるエトルスコ製キャンピングカーが、国内でどのような反響を受け、日本に定着していくのかなども興味深い。
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