日本初上陸、ドイツ製キャンピングカー注目の訳 日本でも扱いやすいサイズが魅力「T5900FB」
主な特徴は、地中海風でエレガントなイタリアのデザインを採り入れ、洗練されたモダンなテイストと融合させていること。日本でもファンが多いハイマーなどのブランドで培ったディテールへのこだわりとイタリア的なデザインをミックスすることで、ラグジュアリーな雰囲気と高い実用性を両立する。
そんなエトルスコが手がけるT5900FBは、イタリアのフィアットが製造する商用バン「デュカト(DUCATO)」をベースとしたキャブコン(キャブコンバージョン)と呼ばれるタイプ。運転席以外の後方部分を広々とした居住空間にすることで、快適なクルマ旅を楽しめる本格仕様だ。
しかも、ボディサイズは全長5950mm×全幅2320mm×全高2950mm。国産のキャブコン、例えばトヨタ「カムロード」というキャンピングカー用ベースシャーシを使ったモデル群に近い車体のサイズ感だ。そのため、はじめてキャブコンを運転するような初心者でも比較的乗りやすいなど、日本の道路事情にマッチしているところが注目だ。
日本初上陸、T5900FBの室内について
一方、室内は、明るい雰囲気を演出するとともに、必要最低限ながら豪華で快適な装備を持つことが特徴だ。車体右側のエントランスから室内に入ると、ぱっと目に入るのがテーブルやソファーを備えたダイネット。停車時に運転席と助手席を180度後方へ回転させれば、大人4名がくつろげるスペースとなる。運転席などのシート類は、レザーとファブリックのコンビ仕様で、アイボリーの色調が清潔感のある雰囲気を醸し出している。
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