これらの内部文書を読むと、1990年代後半から2000年代初めの頃には、現在の「両岸融合発展」政策の原型を含む、複数の《融合発展》の構想が存在したことがわかる。それらの議論の中身を確認しておくことは、台湾有事をはじめ、今後の中台関係のシナリオ・プランニングの面でも示唆に富む。
傀儡政権樹立から民主化までの多様な「融合発展」
前述した外部非公開の複数の報告書からは、「中国と台湾が互いに影響を及ぼし合うことで各々の政治・経済・社会的変化を生み出す」、すなわち、字義どおりの《融合発展》の可能性について、3つの提案が存在した。これらを便宜的にA案、B案、C案と呼ぼう。
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