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脱毛クリニックが「またも破産」で得るべき"教訓" アリシアクリニックの次はどこが永久に消える?

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「クレカの引き落としを防ぐために銀行口座の残高をゼロにしていいか?」との問いには「延滞扱いになってしまう」として、各自で支払い停止の抗弁権を主張することを推奨した(画像:アリシアクリニック公式サイトより)

破産管財人が発表した文章を関係者は読むといい。ここでは明確に、下記を述べている。

    施術は今後に受けられるか→不可
    支払い済の施術代は返金されるか→現実的にほぼ不可能
これは破産管財人たる弁護士にいう話ではない。しかし、「特に多くお問い合わせをいただいている質問」として、次の質問は胸が痛くなる
    信販会社やクレジットカード会社からの引落しがされないように口座の残高をゼロにしてもいいですか→個人の立場が悪くなるだけだから支払停止の抗弁権を主張したほうがいい

正直、通常の女性が抗弁権を主張することができるだろうか、とは思う。そんなに資産的に余裕がある人たちばかりではない。なんとか脱毛の費用を捻出していたのに、という絶望的な状況が浮かぶ。

破産の背景は?

なお、アリシアクリニックだけではなく、このところ同様のクリニックの破産や廃業に至る理由や背景はなんだろうか。

まず要因として、過剰に膨れ上がったクリニック数の反動がある。コロナ禍において、いったんは盛り上がった利用客だが、それも利用客の減少に向かっていった。

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【せっかく獲得したリードを無駄にしてしまうケースも】

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