ロールスロイス、「女性狙いの新車」とは? <動画>コンパーチブル車「ドーン」を発表

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ロールスロイスが新たな顧客層を引き寄せることを目指して、新型オープントップ・モデルを発売する。このイギリスの高級自動車会社はまた、同社の主要マーケットのひとつである中国の景気減速によってもたらされる難局が、この新車種によって打ち消されることを期待している。

これまでは70%が男性顧客だった

そのイギリスの高級自動車メーカーは9月8日、「ドーン」という名の最新コンバーチブル・モデルを発表した。

ロールスロイスでは、このデザインによって女性や若者のドライバーへの訴求力が高まることを確信しているようだ。これまで同ブランドの購入者の約70%は男性であった。

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ドーン(DAWN)は日本語にすると夜明け。ロールスロイドが挑む新ジャンルは、同社に夜明けをもたらすだろうか

ドーンはまた、別の意味でもこれまでの慣習を打ち破っている。モーターショーという場所ではなく、オンラインイベントで映像を公開したのだ。実車は9月15日に始まる「フランクフルトモーターショー」で展示をする。

ロールスロイス社CEO トルステン・ミュラー・エトヴェシュ氏は次のように語る。

「それは優美さを表し、懐かしいオープントップ・ツーリングの時代を彷彿させる車で、私が言うところの『la dolce vita (甘い生活)』的なとても特別なセンスを備えています」

ロールスロイスとしては、需要の冷え込みという厳しい状況の中で、支持層を拡大する必要がある。同社は、アジア最大の経済国である中国での販売について、15%減で1年を終える可能性があることを認める。「当社がひとつのことにすべての望みを託しているわけではありませんが、もちろんアジアは重要であると考えています。誰もが現在中国市場で何が起きているか、わかっています。様々な理由による高級指向ビジネスの縮小が起きているのです」(エトヴェシュCEO)。

ロールスロイスでは、ドーンの価格設定に関しては沈黙を保っている。しかしながら、少なくとも20万ポンド(約3700万円)を超える可能性が高い。それにもかかわらず、すでに何百台という注文を受けたと語っている。

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