重要なタイミングで行われた決意表明だ。国内最大の自動車メーカーであるGMの脱ガソリンなくしては、アメリカが、内燃機関とそれが排出する温室効果ガスから離れられる可能性は低いだろう。
EVの成長を大きく牽引してきたのはテスラだが、近ごろの販売は低迷。イーロン・マスクCEOは、自動運転タクシーや人型ロボットの開発といった大きな計画にテスラを集中させようとし、消費者向けの新型車については、ほとんど何も語らなくなっている。
バーラは今月、EVに対するGMの本気度を示し、EVで利益を上げることができると投資家たちを安心させる目的で、テネシー州ナッシュビルの南にあるスプリングヒルを訪れた。
大投資で進化する性能、近づく量産効果
トピックボードAD
有料会員限定記事