主演のミッキー・カーチスが80代の住み家として選んだ北海道・名寄市が舞台の25分間の短編。自分の余命があと1週間だと知ったとき、何を選択するか──。文字にするとシビアだが、本作では美しい自然をバックに穏やかな時間が流れている。
妻を亡くした元ミュージシャンの男(ミッキー・カーチス)の前に余命1週間を告げる運命屋(広山詞葉)が現れる。彼女は、「このまま寿命を全うするか、延命の代わりに大切な人との思い出を消去するか」の選択を迫り、記憶を消去する代わりに延命が可能だと男に告げる。
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