文部科学省は2024年11月16日、「全国アントレプレナーシップ人材育成プログラム」をオンラインで開催する。
講師を務めるのは、バブソン大学で准教授として起業道や経営戦略、国際ビジネスの分野で教鞭をとる山川恭弘氏だ。バブソン大学は、起業家教育において31年連続全米No.1の評価を受ける大学で、トヨタ自動車の豊田章男前社長、スパークスの阿部修平社長、イオンの岡田元也会長などを輩出している。
山川氏は、国内でもアントレプレナーシップの第一人者として東京大学特任教授をはじめとした数々の大学で教えている。
起業家教育に定評のあるバブソン大学の授業を再現
文科省は、全国アントレプレナーシップ醸成促進事業に取り組んでいる。
本事業の一環として、全国の大学生・大学院生・高等専門学校生(高校生も若干名参加可能)、さらには小・中・高校・大学すべての教職員を対象にアントレプレナーシップを身に付けるプログラムを実施している。今回の特別講演は、その1つだ。
特別講演のテーマは「Failure is Good! アントレプレナーシップ × 失敗学」。一般的に「失敗」と聞くとネガティブなイメージがあるが、バブソン大学で教える起業家的思考と行動法則の本質には『失敗はあたりまえ』という考えがあるという。
今回の特別講演では、バブソン大学の授業の一部を再現するとともに、講義でその真意の説明とあわせて、 明日からの自分自身の行動についてヒントをもらえる内容になっている。
開催日時は2024年11月16日(土) 9:30〜11:30で、山川氏による特別講演、質疑応答のほか、参加者同士でワークに取り組むグループワークも盛り込まれている。オンライン開催で募集人数は最大1000名を予定している。詳細と申し込みは下記より。
https://entrepreneurship-education.mext.go.jp/special-lecture/
(写真:すべて「アントレプレナーシップ人材育成プログラム運営事務局」提供)