東京大学先端科学技術研究センター「個別最適な学び研究」寄付研究部門が運営する「LEARN」とポルシェジャパンは、2025年2月16日(日)に「これからの教育探究会議『今の教育、これでいいのか? 〜中高生たちが審判を下す!〜』」と題したイベントを東大の安田講堂で開催する。

(写真:LEARNホームページより)

学校教育と違った学びを提供してきたLEARN

東京大学先端科学技術研究センターは、現代の教育課題を解決すべく2005年から実践的な教育研究を行ってきた。

LEARNは、現在の学校教育と違った学びを提供するプログラムとして2021年に誕生。意欲的で突き抜けた才能を有する子どものプログラムから、今は勉強嫌いだったり無気力だったりする子どものプログラムまでさまざなアクティビティプログラムと、成績不問・障害不問のスカラーシッププログラム(LEARN ONE)を提供している。

ちなみにLEARNは、Learn(学ぶ)、 Enthusiastically(熱心に)、 Actively(積極的に)、 Realistically(現実的に)、 Naturally(自然に)の頭文字に由来する。

今は、自然災害やコロナ禍など不確定・不安定な状況下でも、リアルな生活の中に社会の現実を直視し、そこで得た経験、教科書やネットで学んだ知識を結びつけていく必要がある。それと同時に、非日常な体験を通して課題に立ち向かう突き抜けた力を養うことも大事だ。

そこで、「LEARN with Porsche」では、情報機器を使わず経験や体験、人との関わりを通して答えを導き出すようなカリキュラムを用意し、合宿を通じて学ぶプログラムを開発。目的や計画をあえて明示せず、何が起こるか、誰に出会うかわからない旅やアクティビティを提供してきた。

スタート以来、4年間で約50名の中高生が参加してきたが、今回は彼らが自身の体験を通じて得た本音を語る場を設け、ディスカッションを通じて、これからの教育を探る場にするという。

イベント当日は、ポルシェジャパン 代表取締役社長のフィリップ・フォン・ヴィッツェンドルフ氏、東京大学 先端科学技術研究センター 所長の杉山正和氏をはじめ、音楽プロデューサーの松任谷正隆氏、スタートアップファクトリー 代表の鈴木おさむ氏、料理研究家の土井善晴氏なども迎える。

「LEARN with Porsche」のスタート以来、4年間で、約50名の中高生が参加してきたが、彼らが自身の体験を通じて得た本音を語る場を設け、ディスカッションを通じて、これからの教育を探る場にするという。詳細は以下のとおり。

「LEARN with Porsche 教育探究会議」開催概要
これからの教育探究会議
「今の教育、これでいいのか? 〜中高生たちが審判を下す!〜」

・登壇者
フィリップ・フォン・ヴィッツェンドルフ 氏(ポルシェジャパン 代表取締役社長)
津田 敦 氏(東京大学 理事・副学長)
杉山 正和 氏(東京大学 先端科学技術研究センター 所長)
松任谷 正隆 氏(音楽プロデューサー・作編曲家)
鈴木 おさむ 氏(スタートアップファクトリー 代表)
土井 善晴 氏(料理研究家)
藤島 知子氏(モータージャーナリスト)
高橋 智隆 氏(ロボットクリエーター)
田中 次郎 氏(牧場主)
池田 猛 氏(エンジニア)
これまで参加した中高生

・運営メンバー
黒岩真治(ポルシェジャパン 広報部長)
中邑 賢龍(東大先端研 LEARN ディレクター)
赤松 裕美(東大先端研 LEARN 統括マネージャー)
LEARN with Porscheメンバー

・実施日時
2025年2月16日(日)15〜17時(14時半〜受付開始)

・開催場所
東京大学 安田講堂(東京都文京区本郷7丁目3-3-1)

・募集対象・人数
あらゆる人々 / 500名程度

 

応募締め切りは2025年2月16日(日)の当日まで。参加費は無料。参加希望者の人数分の申しみが必要で、定員に達し次第、締め切る。

申し込みはこちらから

(注記のない写真:Fast&Slow / PIXTA)

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