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日清食品が「公取委警告」で思い出すべき創業精神 庶民の味方「カップ麺」の価格吊り上げで警告

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日清食品のイメージイラスト
(イラスト:北沢夕芸)
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日清食品が、公正取引委員会から「独占禁止法違反の恐れがある」と警告を受けた。

カップ麺の価格を上げるよう、小売店に再三にわたって要求していたという。

なるほど! 私は膝を叩いた。

それで、カップヌードルを買わなくなったんすよ!

みなさん、同じような体験をしていません?

コンビニで何度か棚の前まで行って、手に取ろうとした。

「たまにはチリトマト、食おうかなあ」

舌はチリトマト味になっている。若い頃、かなり食べた。

だが、値段を見て狼狽(うろた)える。

257円……。

150円じゃなかったっけ。

で、買い物かごの商品を見る。

おにぎりもアイスコーヒーも100円台である。

で、カップヌードル、いつ食うんだ? 食事には物足りないし、おやつにしてはカロリー高いし……。

うむ。今回はやめておこう。

きっと、もっともっと「超、カップヌードル食いてえ!」という瞬間が来るはずだ。

その時に買えばいい。

わずか5秒ほどで、そういう思考が頭の中をかけ巡る。

おそらく、250円を超えるカップヌードルを買う日は来ない。

てか、メーカーが店に圧力かけて高値にするって、どうなのよ。

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