ビジネスパーソンのための 契約の教科書 福井健策著
ネット上のサービスを利用するとき、「同意する」を簡単にクリックしがち。投稿サイトの利用規約には「投稿した映像・発言のあらゆる流用や改変を永久・無償で許す」との「契約」さえ普通にある。
国際メディア契約に詳しい著者は、「契約黄金則」として、「契約書は読むためにある」「『明確』で『網羅的』か」「契約書はコスト。コストパフォーマンスの意識を持つ」の三つを掲げる。「契約書に署名捺印しない限り、契約は成立しない」「『契約書』か『覚書』か、タイトルで効力が変わる」「『仮契約』は『本契約』の時ほど真剣に検討する必要はない」、このうち一つでも正しいと思う人は、あらためて「教科書」を読む必要があるという。
文春新書 788円
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