「上から目線」の構造 榎本博明 著
あなたの周りにも、上司や大ベテランからの物言いに対して、「上から目線」だと言って不機嫌になる人がいないだろうか。
なぜ、彼らは上から目線が気になるのか。心理学者である著者が、そんな人たちの心理構造を解明。そこには、自信の有無、本物のプライドと偽物のプライド、劣等コンプレックスなど、人の弱さが関係しているという。経験者による忠告に対して拒否反応を示す人たちは、上から目線を含む多様なコミュニケーションに慣れていないのだ。
こうしたことから、人間関係力の乏しい最近の若者の実態を明らかにするとともに、本音を出しにくい現代社会の様相、さらには日本独自の恥の文化にまで話が及ぶ。
日経プレミアシリーズ 893円
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